第131回分析技術研究会(見学会)を下記要領で開催いたします。ふるってご参加ください。
パナソニック㈱様のご好意により、パナソニックミュージアムの松下幸之助歴史館及び、ものづくりイズム館を見学させていただくこととなりました。
記
日時 平成30年11月13日(火)
場所 大阪府門真市大字門真1006番地
内容
集合場所・時間: TBA
概要説明及び見学 14:30~1600
6月19日に開催決定しました。詳細も確定しました。ふるってご参加ください。
日時 平成30年6月19日(火) 14:30~
場所 パナソニックリゾート大阪
14:30~14:35:開会挨拶(中原会長)
14:35~15:00:総会
15:00~16:00:特別講演① 国立文化財機構 奈良文化財研究所 田村 朋美 氏
「考古学と分析化学 ~古代ガラスの産地と交易~
考古学分野に蛍光X線分析をはじめとした分析装置の導入が進み、多くの分析結果が報告されている。考古遺物は貴重な文化財であり、原則として調査は非破壊でおこなわれなければならない等、一般の試料と比べると制約が大きい。ただし、分析によって大きな成果が期待される等の場合は破壊を伴う分析が許されることもある。ここでは、考古遺物の中でも特にガラス製遺物を取り上げ、具体的な分析法と、古代ガラスの材質分析からどのようなことが明らかになってきたのかについて紹介する。
16:00~16:10:休憩
16:10~17:10:特別講演② 甲南大学 理工学部 茶山健二 教授
「水溶液中からのイオン液体生成を利用する新しい分離濃縮技術」
2000年代に入ってイオン液体が脚光を浴びるようになりました。従来の有機溶媒とは異なり「揮発しない」という特質を持った、水に難溶な有機陽イオンと陰イオンの組み合わせからなるイオン液体は電池の電解液、有機合成の溶媒そして様々な物質の抽出媒体としての役割も期待されています。本講演ではイオン液体を水溶液中より生成させると同時にある化学種を抽出濃縮するといった新しい試みについて、そこに至った着想と今後の展開について解説いたします。
17:10~17:20:事務連絡
17:20~19:00:懇親会
〖特別講演会、懇親会の様子〗